サマー・ダイス・レコード

これはサイコロを振り続ける男たちの物語

秩父旅行~僕らは川に流される~前編act3

前回のあらすじ
まさかと思っていた場所のコンビニに歩いて行ったメンバーたち。

無事におつまみとお酒を補充し旅館へ戻るのだった。

 

七瀬「うちらの部屋って何号室?」

灰色狼「確か、花の間だよ」

七瀬「花?」

ステイサム「男3人で花の間とか

七瀬「汚い花しかねぇ」

灰色狼「汚い。」

七瀬「ホモォ」

ステイサム「昨夜はお楽しみでしたね。」

これが後々のフラグになるなんて我々は考えてるわけなかった。

部屋に着き時計を見ると夕食の1時間前。

ステイサム「さて、どうする?風呂に行くなら急がなきゃならんが」

七瀬 「俺はどっちでもいいかなー、最悪部屋にシャワーあるし。しかし時間によって男湯と女湯変わるんだっけ?」

灰色狼「確かそうだった気がする」

七瀬「夕飯後は女湯になってるかもしれない?」

ステイサム「先に行って体だけでも洗ってしまおう」

そういうわけで風呂に向かうメンバー

風呂内部にて

ステイサム「意外と狭いな」

七瀬 「確かに、現状は去年泊まった場所のほうがいいかも」

ステイサム「まぁ、食事に期待だな」

七瀬 「うん、食事がおいしかったらいいね。しかしなんで今回は前泊まった場所にしなかったのだ?あのタイミングならまだとれたのに」

ステイサム「いや、あそこの食事夜はよかったんだけど、朝がいまいちだったんだ」

七瀬 「そうなのか?意外だな。俺はあそこの朝ごはん食べたことないけど」

ステイサム「ぎりぎり許される朝ごはんってあるだろ?それだ」

七瀬 「あーうん、なんとなく理解した。」

ステイサム「それに前回の四万温泉行くときのホテルとったの狼だろ?今回も彼にプロデュースしてもらったんだ。」

七瀬 「四万温泉の時はご飯おいしかったな!!今回も食事はおいしいと読んでいる・・・もしかして狼に宿とってもらうと食事がおいしいところにたどり着く!?」

灰色狼「何の話をしているんだい?」

七瀬 「狼に宿とってもらうとおいしい食事にたどり着くという話」

灰色狼「いや?偶然だからね??」

そして、体を洗い終えておもむろに露天風呂へ向かう灰色狼とステイサム

と思ったらすぐに戻ってきた。

七瀬「どうした?早くないか、戻ってくるの」

狼&サム「なんかぬるっとしてる」

七瀬 「?温泉なんてそんなものだろ?」

ステイサム「行けばわかる」

七瀬 「?わかった」

そして露天風呂に向かった七瀬が思ったことは

七瀬「あーなんというか中途半端にぬるいんだ、よくわからない感覚になる」

そして二人に合流

七瀬「なんとなく理解した。ぬるい、なんかぬるい」

ステイサム「だろ??」

そして、時間もいい感じになってきたので脱衣所で浴衣を着るメンバー

ステイサム「先に部屋行ってるわー」

七瀬 「ちょっとまて!!まだ服着てないんだけど?!」

灰色狼「待つんだ、サムさん!!」

そんな制止を全く聞かないステイサムは扉を開けていってしまった。

七瀬「人が来なかったからよかったものの、うちら捕まるぞ。」

その10分後、我々は食事会場に向かうのだった。