サマー・ダイス・レコード

これはサイコロを振り続ける男たちの物語

秩父旅行~僕らは川に流される~後編act5

 

ついに荒川の源流、長瀞に着いたメンバーたち。この度最大の目的が今始まる。

 

インストラクターの方から一通り説明を受け、ついにカヤックを体験。

メンバーの位置は前から2番目の左右に七瀬、灰色狼、灰色狼の隣にステイサム

カヤックに乗ってる際インスタラクターの方から面白い話も聞けた。

インスタラクター「長瀞って名前の由来は穏やかな流れが長く続いているというところからきているんですよー」

インスタラクター「そしてこれが夫婦滝です。夫婦で来ると良いとされてますしカップルで来ると結ばれるとも」

七瀬 (夫婦か・・・・このメンバーには縁もゆかりもないな)

そして、いくら穏やかといっても激しいところもある長瀞

カヤックで下りながら、激しいところは指示をするので、態勢を低くしロープを握ってくださいとの説明が。

そして、流れが激しく感じるところで

七瀬 「これ無理!!さすがに落ちるって!!」

七瀬&灰色狼態勢を低くする。しかし

インストラクター「前の方の方ー、指示が無い時は態勢を低くしないでくださーい」

注意を受ける七瀬&灰色狼、その理由とは

インスタラクター「指示がない時に低くしてしまうとカヤックを漕ぐ力が弱くなり流されてしまって逆に危険なんですよー」

とのことだった。ちなみにこの日は台風が過ぎたばかりの日だったので長瀞の水量はいつもの倍以上あったそうだ。

ちなみにカヤックも同じポジションじゃ不公平になるので乗ってる途中で席替えしたのだが、正直この時に落ちるのではないかと不安になった。

ちなみにカヤックは一番前よりも前から二番目にいる方が怖かった。以外にも。

川下りのコースも真ん中に差し当たったあたりで一回休憩を挟むことになり、お茶を出していただいた。メンバー3人もお茶をいただき集団とは少し離れたところで休憩していた所に

インスタラクター「やあ、お兄さんたち楽しんでるかい?遅れたことなんて気にしなくていいからさ!!」

灰色狼「はい!楽しんでます!」

インスタラクターの方と少し会話をした後に

ふと、周りを見ると水切りをしている小学生が

七瀬 「懐かしいな、昔はよくやったわ。やってみないかい?」

ステイサム「いいだろう。」

水切りを始める3人

七瀬 「昔は2回はできたのにな・・・・」

ステイサム「俺も、もう少しできたのにな」

一回もできない七瀬、実力が落ちてしまったステイサム、そして

七瀬 「狼うまくね??」

やたらとうまい灰色狼。しかし

インスタラクター「川の水位とか変わってしまうので水切りとかしないように!」

またまた、注意されるメンバー

そして、3人で写真撮ってもらう際

インストラクター「ほら、3人とも笑って笑って!!」

七瀬 「そういえば、うちら全員無表情だったな基本的には、俺以外は」

ステイサム「心が死んでいるからな。でも久々に楽しめた。」

七瀬 「そうか。」

その後、川下り後半も楽しんだ後、カヤックをトラックに乗せ重ねる際7人で持ち上げるのだが

七瀬 「ステイサムと狼、手届いてなくね?」

身長が少し低い二人はいるだけになっていた。

そして、送迎用の車で店に戻る際

スタッフの方「現場の人間は雨が降ると嬉しいんだよなー休みになるから。」

インスタラクター「確かに、雨降ると嬉しいですね!!」

スタッフの方「でも、その分こっちは大変なんだよなーキャンセルの電話しなきゃいけないし。正直寝れない。」

インスタラクター「晴れの日はうちらが現場で頑張ってますからww」

スタッフの方「いや!?晴れてても暇じゃ無いからね??俺も頑張ってるからね??」

という、会話や(和やかでしたよ!!)

スタッフの方「この銀杏並木は秋になるときれいなんだー。カヤックやライン下りも空きが一番人気だから、今度はぜひ秋に」

いろいろな話ををきいているうちに、店についてしまった。

スタッフの方「多分、すぐに次のグループが来るから早めに着替えたほうがいいかもしれないです。」

この言葉通り、すぐに次のグループも来てしまった。そして着替え終わり、我々のカヌー体験は幕をおろしたのであった。